代表的な切手の種類①
普通切手
普通切手とは、通常の郵便に貼って使用される一般的な切手です。普段からハガキなどで見たり使用したりしている切手は普通切手となります。郵便局だけでなく、コンビニなどでも購入できます。流通量も多く高値で売れないと思われがちですが、明治時代や大正時代、昭和初期に発行されたものは価格が上昇しており、高価買取が期待できるものも少なくありません。そのなかでも、未使用で保存状態の良いものは特に希少性があります。
特殊切手
特殊切手とは、日本国内の自然や文化遺産などをモチーフに、シリーズで発行されるタイプの切手です。国内の観光地の景色や建物、動物や乗り物などさまざまな絵柄が描かれており、切手に詳しくない方でも、観光地のお土産として楽しめるでしょう。こちらも流通量が多く高値で売れないと思われがちですが、バラでなくシートで残っているものは高価買取が期待できます。また、シリーズがすべてが残っている場合にはさらに価値が上がります。
記念切手
記念切手とは、皇室行事または国家行事などに合わせて発行される切手です。天皇陛下記念切手のなかには、鳳凰や天皇陛下の御肖像、皇太子が描かれた絵をモチーフにした切手があります。海外の日本領土で発行されたものや、関東大震災の影響で発売が中止になった幻の記念切手も少なくありません。その他、オリンピックや万博の開催に合わせて発行されることも。プレミア価値のある切手として、切手コレクターの間でも人気があります。